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お歳暮はいくらくらいの品物を贈ればよいのか悩んでしまう、という人も多いのではないでしょうか。お世話になっている方なので高級なものを贈りたいけれど、どれくらいが相場なのか知りたい、という人もいるでしょう。

お歳暮ギフトにはいろいろあり、金額もさまざまなので迷ってしまうものです。贈る相手別の相場を把握しておくと、相手の負担になったり失礼になったりすることも避けられますね。

金額もさることながら、大切なのは相手に喜んでもらえる贈り物をすることです。お歳暮の選び方やマナー、おすすめギフトも紹介します。

お歳暮とは「1年の感謝を込めて贈る贈り物」

お歳暮とは、お世話になった相手に1年間の感謝の気持ちを込めた贈り物です。また、感謝の気持ちを伝えるほか、来年もよろしくお願いしますというご挨拶をすることです。

お歳暮は誰に贈る?

お歳暮は1年間、お世話になった方に贈ります。会社の上司、取引先、お稽古事の先生、実家や義実家、親戚などです。

しかし、お世話になった方全員に贈らなければならないものではありません。日頃からお世話になっている方や、今後もお付き合いをしていきたい方に贈るものです。

また、お中元とセットで贈ると決まっているわけでもありません。お中元は半年間の感謝の気持ち、お歳暮は1年間の締めくくりとして贈るものなので、お中元は贈らなくてもお歳暮は贈るというケースも多いものです。

お歳暮を贈る時期

お歳暮は12月上旬~12月31日までに贈るのが一般的です。ただし、現在では11月末くらいから贈る方も増えています。

年内に届けば問題ないとされていますが、12月20日までに贈るのがマナーです。年末には家族で出かけてしまうケースもあり、贈り物を受け取れないこともあるからです。

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一般的なお歳暮の相場は「3,000円~5,000円程度」

一般的なお歳暮の相場は、3,000円~5,000円程度です。お歳暮は毎年継続して贈るものなので、無理のない範囲で贈れるものを選ぶことが必要です。

年代によってもお歳暮の予算は異なる

最初に無理をして高額なものを選んでも、翌年明らかに値段が下がった贈り物をするのは失礼にあたります。最初は無理をせず、できる範囲の金額の品物を贈りましょう。

年齢によってもお歳暮に使う予算は異なるものです。20代のうちはあまり高額なものでなくても、年を重ね生活に余裕ができてきたら、高額なものを贈れるようになるかもしれません。

金額が低いからと言って、感謝の気持ちが足りないと思われることはありません。大切なのは、相手に対する気遣いや思いやりが伝わる贈り物をすることです。

あまり高額な贈り物をすると、かえって相手に気を遣わせてしまうこともあります。無理をせず、適した金額の贈り物をしましょう。

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「贈る相手別」のお歳暮の相場

お歳暮の金額相場は3,000円~5,000円程度と言われていますが、関係性や相手によっても金額は変わるものです。とくにお世話になった方には5,000円以上のものを選ぶケースも少なくありません。

取引先へのお歳暮はいくらくらい?

取引先などビジネス関係は5,000円程度が相場です。とくにお世話になっている上司などにも5,000円程度のものがよいでしょう。

ただし、数万円もする贈り物は控えること。あまり高額なものを贈ると、相手にとって負担になってしまうこともあります。

また、会社の上司へのお歳暮に迷った場合は、先輩や同僚に相談することです。周りとあまりにも異なる贈り物をするのも好ましくないので、確認をしてから選ぶとよいでしょう。

実家や義実家へのお歳暮の相場

実家の両親や義実家へのお歳暮は、3,000円~5,000円程度が一般的です。父の日や母の日、誕生日などにも贈り物をしているなら、お歳暮はそれほど高価なものを用意する必要はありません。

反対に普段あまり会えない両親などには、5,000円程度の贈り物を用意するのもおすすめです。兄弟や姉妹がいる場合は、両親へ贈るお歳暮の相場や贈ること自体を確認して合わせる方法もあります。

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お歳暮の選び方は「家族構成」や「相手の好み」がポイント

お歳暮の選び方として重要なのは、相手が喜んでくれるものを選ぶことです。そのためには、相手の好みや家族構成などを踏まえたうえで贈り物を選びましょう。

相手の好みを把握する

相手の好物や毎日食べるものなど、好みのものは何か、普段の会話や食事などから何を贈ればよいか考えてみてください。さりげなく聞いたり、周りの人から情報を得たりするなど、リサーチをしてみることです。

万が一、好みではないものを贈ってしまうと相手を困らせてしまうことになります。お酒が飲めない人にアルコール類を贈ったり、魚が食べられない人に海鮮ギフトを贈ったりしないように気を付けてください。

また、アレルギーや減塩、カロリー制限など体質や気を付けていることがないとは限りません。そういった点も踏まえたギフト選びが必要です。

家族構成に合わせた贈り物を

お歳暮は家族構成や人数に合わせたものを選ぶことです。一人暮らしの方に食べきれないほどの量のギフトをしないよう、家族の人数に合わせた量のものを選びましょう。

夫婦二人暮らしか小さなお子さんがいるのかなどを把握し、できるだけ家族全員に喜ばれるものを贈るのが理想です。家族の人数や年齢などに合わせ、量や賞味期限、個包装などを配慮した選び方が大切です。

お歳暮を贈ってはいけない人

公務員の職に就いている人には、お歳暮を贈ってはいけない場合があります。利害関係のある人から物品や金銭を受け取ることを禁止されているからです。

利害関係がなければ受け取ることはできます。しかし、利害関係があるかないかの判断が難しいこともあり、相手に迷惑をかけてしまう場合もあるので注意が必要です。

お歳暮に贈ってはいけないもの

「切る」ことを連想させる、包丁やナイフ、ハサミ、「踏みつける」を連想させる靴下やスリッパ、「苦」や「死」を連想させるクシなどは避けた方がよいでしょう。また、日本語で「手切れ」とも言うハンカチや、法事などお悔やみ事の引き出物に多い日本茶なども選ばない方がよい場合もあります。

お歳暮におすすめの「定番ギフト・人気ギフト」

お歳暮におすすめの定番ギフト

定番ギフトと言えば、ビールやお菓子、ハムやソーセージなどです。お正月は親戚や友人などみんなで集まることも多いので、お酒やおつまみになる缶詰の詰め合わせなどもおすすめです。

家族みんなで食べられる焼き菓子やジュース、賞味期限を気にせずにすむ調味料や食用油、タオルなども定番商品として人気があります。相手の好みがわからない、何を贈ればよいか悩んでしまった場合は、定番の品物を選ぶのもよいでしょう。

お歳暮の人気ギフト

お正月の料理として喜ばれる牛肉やカニなどの生鮮食料品も人気です。海鮮鍋やしゃぶしゃぶセットもおすすめギフトの一つ。

人気洋菓子店のプリンやフルーツタルト、焼酎や日本酒の飲み比べセットなども人気です。コーヒー好きなら、製法にこだわったコーヒーギフトなどもおすすめです。