お歳暮の品で迷ったら、海苔を選ぼうと考える人も多いかもしれません。海苔は好き嫌いが少なく日持ちがするため、昔からお歳暮の定番品として用いられてきました。

しかし、なぜ海苔はお歳暮に用いられるようになったのでしょうか。せっかく贈るのであれば、海苔を贈る意味を理解してから贈りたいという人向けに、昔から選ばれてきた理由を解説します。

定番の贈り物として利用されてきた意味や歴史を理解して、相手に喜ばれる贈り物にしてみましょう。

お歳暮のはじまりは「祖先の霊や神様に供えるお供物」

お歳暮の起源や歴史を理解すると、海苔を贈る理由がわかってきます。定番の品としてはハムが有名ですが、海苔はどのような経緯で定番の贈り物となったのでしょうか。

日本でお歳暮の習慣ができたのは、室町時代の頃です。年末になると年越しの「御霊祭」で先祖の霊に、鮭・数の子・干物など日持ちのする食べ物を供えていました。

こうした食べ物は、分家や嫁いだ嫁が持ち寄っていたようです。次第に、遠くに住む親戚が供物を本家に贈るようになり、江戸時代になると武士や商人が挨拶として品を贈るようになり全国に広まっていきます。

現代のようなお歳暮の形になったのは明治30年以降のことで、親や親戚のような身内から、会社では取引先へ、またお世話になった方へ感謝の気持ちを伝える品を贈るようになりました。

お歳暮に海苔を贈るのは「希少で高級なものだったから」

お歳暮に海苔を贈るのは、いくつかの理由があるからです。海苔はかつて貴重な食品であったことと、縁起物とされていることなどの理由があります。

海苔は貴重な食品だった

江戸時代は海苔の生産が不安定で、貴重な食でした。この時代の海苔は高級品で、贈答品として選ばれていた経緯があります。

昭和20年頃まで海苔の生態系がよくわかっておらず、養殖では漁師の勘と経験に頼るしかありませんでした。そのため、年によってはまったく海苔が採れないこともあったといいます。

現代のような海苔の養殖技術が発達したのは明治以降です。海苔の生態系が明らかになり、より確実な養殖ができるようになりましたが、それでも天候に左右されることには変わりがなく貴重だったため、お歳暮の品として人気があったようです。

海苔は運がよい縁起物

海苔がお歳暮の品として選ばれるもうひとつの理由が、縁起物だからです。かつては海苔の生産が不安定だったため「運草」と呼ばれており、海苔が手に入るのは運がよいことで、縁起物とされていました。

縁起物の海苔をお歳暮で贈ると、「幸運に恵まれますように」という願いを込めることができます。また、江戸時代は寿命が延びるよう縁起物を食べる習慣があり、初物を食べるため質に入れてでも食べたほうがよいと例えられたこともあったようで、縁起物の海苔はお歳暮に贈られていました。

海苔はよく香典返しに用いられることから、縁起物でないと感じるかもしれません。しかし、昔から海苔は神事に用いられる縁起物でした。

江戸時代になると海苔を板状に加工する技術が発達し、お寿司が食べられるようになります。縁起物とされる海苔を使ったお寿司は、大変喜ばしい食べ物だったのでしょう。

江戸前ちば海苔 「慈海 青飛び(じかいあおとび)」 全形10枚 3袋の画像

江戸前ちば海苔 「慈海 青飛び(じかいあおとび)」 全形10枚 3袋 化粧箱入り
価格6,696円(税込)

「初摘み」という、旬の一番最初に摘み取られた新海苔を使用した、極めて生産量の少ない限定品。化粧箱入りなのでギフトにも最適です。

現代でもお歳暮に「海苔をオススメする理由」

かつては高級品としてお歳暮に選ばれていた海苔ですが、現代でも贈って喜ばれるギフトのひとつに変わりがありません。喜ばれる理由をいくつか紹介しますので、お歳暮の品として選んでみてください。

冬が旬であること

お歳暮に贈る品は、冬が旬の食品を選ぶと喜んでもらえるでしょう。海苔も冬が旬で、11月~3月の限られた時期しか採れないため、お歳暮の品に向いています。

とくに最初に採れた海苔は「初摘み」と呼ばれる美味しい海苔で、お歳暮の品としておすすめです。海苔はお正月料理にも合わせやすく、おせち・お餅・お雑煮にもピッタリです。

縁起物であること

海苔はもともと縁起物として、年神様のお供え物として贈られていました。江戸時代になると、商人たちがお得意様への挨拶回りの品として海苔を用いるようになりますが、当時の海苔は大変貴重なため縁起物とされていたようで、今でも贈答品としておすすめです。

高級海苔を自宅用に買う人は少ない

おにぎりやお寿司などに用いる海苔は、私たち日本人にとって欠かせない食材です。しかし、普段使いする食材だからこそ、よほど食にこだわりがある人でなければ高級海苔を自宅用に買うことは少ないのではないでしょうか。

だからこそ、高級海苔をお歳暮で贈ると喜んでもらえます。海苔は好き嫌いが少なく、幅広い年代の方に喜ばれる食品で、普段買わないような高級感のある海苔は贈答品にピッタリです。

海苔は日持ちする

海苔は乾燥した食品で、長期保存できる点からお歳暮の品に向いています。日持ちする食品は贈られた方が自分のペースで食べられるため喜んでもらえるでしょう。

お歳暮の品といえば海産物が挙げられますが、海苔も海産物のひとつです。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な食品のため、健康志向が高い相手への贈り物にもおすすめです。

青森県尻屋産 キタムラサキウニ 塩うに(粒うに)2瓶 (1瓶あたり約60g)※冷凍の画像

青森県尻屋産 キタムラサキウニ 塩うに(粒うに)2瓶 
価格3,600円(税込)

新鮮なキタムラサキウニを余計な添加物は使用せず塩のみで仕上げた逸品です。お酒を召し上がる方への贈答品にぴったりです。

お歳暮に海苔を贈る際の「熨斗」や「相場」のマナー

お歳暮に海苔を贈る場合は、マナーに注意しなければいけません。相場・贈る時期・熨斗の掛け方・贈り方などのマナーを確認しておいてください。

相場

お歳暮の相場は、3,000円~5,000円です。お中元の相場も3,000円~5,000円程度なので、お歳暮はお中元より少し高めの金額にするとよいでしょう。

金額が高めになる理由は、お中元は上半期のお礼なのに対し、お歳暮は1年のお礼の意味があるからです。相手との関係性、またお中元とお歳暮の両方を贈るのか、お歳暮だけ贈るのかによっても金額設定を変えることをおすすめします。

贈る時期

お歳暮を贈る時期は、お正月の準備を始める12月中旬からです。最近は関東を中心に贈る時期が早まっているようで、11月末に贈るケースがあります。

地域によっても多少贈る時期が異なっており、関東は12月初旬~12月31日まで、関西は12月13日~12月31日までが目安です。12月20日以降は年末の準備で慌ただしくなるため、12月20日くらいまで贈るのが一般的です。

熨斗の掛け方

お歳暮ののし紙は、紅白5本または7本の花結びに熨斗がついたものを選びます。お祝い事に用いる「花結び祝い」と呼ばれるのし紙を掛けます。

のし紙の書き方は、水引中央の上に「御歳暮」と書き、水引中央の下にやや小さく名前をフルネームで書いてください。文字は濃い墨を用いて楷書体で書くのが基本です。

贈り方

本来であれば、お歳暮は持参するのが正式のマナーです。訪問する場合は、先方へ事前に連絡を入れておき、訪問時間の打ち合わせをしておきましょう。

近年ではお互いに都合がつかないケースが増えており、配送する方法が一般的になってきています。都合がつかなければ配送でも失礼ではありませんが、事前に手紙かはがきの挨拶状を出しておくのがマナーです。

両親や知人など親しい間柄の方へお歳暮を配送するときは、電話で連絡しておいても構いません。どちらにしても、お世話になったお礼の言葉と品物がいつ届くのか伝えるようにしてください。

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