たくさんの返礼品を取り扱うふるさと納税を、お中元に利用したいと考える方もいるかもしれません。しかし、返礼品はお中元として利用しても大丈夫なのでしょうか。

ふるさと納税を利用すれば控除が受けられるため、費用の負担が少なくなります。ただし、贈る相手によっては失礼にあたるため、どのような相手なら贈っても大丈夫なのか事前の確認がおすすめです。

お中元の品物にふるさと納税を使いたい人が確認しておきたい、贈る相手や注意点を紹介します。ふるさと納税の仕組みについても簡単に紹介しますので、利用する前にチェックしておきましょう。

「のし付きの返礼品」を「お中元」として贈れるサイトもある

ふるさと納税を提供するサイトのなかには、返礼品をお中元として使えるところがあります。取り扱っている返礼品は食品のギフトセットが多いようで、地域の特産品をお中元として贈りたいときに便利です。

ただし、お中元の専門商品ではないため、通常のお中元とは扱いが異なっています。とくに注意が必要なのは、到着日の指定ができるのかどうかと、包装紙の扱いです。

ふるさと納税の返礼品の多くは、準備ができてから返礼品が届きます。たとえば、6月下旬から順次発送となり、8月15日までにお届けなどのケースです。

早い時期に発送されてしまうと、お中元時期とズレてしまうかもしれません。また、包装紙についても簡易包装の扱いで、のし紙や短冊のしを指定できない場合があります。

のしが利用できる場合でも、外のしと内のしの指定ができない場合があるでしょう。また、ギフト用やお中元専用ではなくふるさと納税の返礼品のため、配送伝票の記載内容にも注意してください。

なぜお得?「ふるさと納税の仕組み」とは?

ふるさと納税は、自己負担額2,000円で地域の特産品がもらえるお得な国の制度です。「納税」という言葉がありますが、寄付にあたります。

また、「ふるさと」の言葉があるため住んでいる自治体のみ使えるイメージがありますが、自分が住んでいない自治体に寄付しても構いません。応援したい自治体があればどこでも自由に寄付することができ、その返礼品としてお米・お肉などの特産品がもらえます。

寄付した金額は手続きをすると、所得税の還付・住民税の控除が受けられます。還付額・控除額は寄付した合計金額から2,000円を引いた額のため、最終的な自己負担額が2,000円となる仕組みです。

ただし、給与収入や家族構成により寄付の上限が決められているため、寄付金額は事前に確認しましょう。いくらまで寄付してよいかは12月に把握しやすいことから、12月にふるさと納税を利用することが多いようです。

寄付自体は1月1日~12月31日までいつでも可能です。お中元としてふるさと納税を利用するときは年の途中での利用となるため、寄付金額の上限に注意してください。

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「ふるさと納税の返礼品」をお中元に利用する際の注意点

ふるさと納税の返礼品をお中元として贈る場合は、いくつかの注意点があります。贈る相手や配送方法、贈る返礼品の種類に注意してください。

親しい人に贈る

ふるさと納税の返礼品は簡易包装が多く相手に返礼品だとバレやすいため、目上の方へのお中元には利用しないようにしましょう。たとえば、上司・恩師・仲人など目上の方へ贈る場合は、のしを選べるお中元専用の商品を選ぶようにしてください。

一方で、ふるさと納税の返礼品でも問題ないのは、知人や家族への贈り物の場合です。どうしても目上の方にふるさと納税の返礼品を選びたいときは、一度自宅に発送してもらい、あらためて「のし」をつけて贈る対応がおすすめです。

早めに申し込む

ふるさと納税の返礼品は、申し込んでから届くまで時間がかかるのが一般的です。お中元として贈りたいときは、お中元時期に間に合うよう4月~6月までに申し込むようにしましょう。

また、お中元の時期は地域によって異なるため、贈る地域に合わせて申し込み時期を調節してください。たとえば、関東のお中元時期は7月上旬からですが、九州は7月下旬からです。

もしお中元の時期に贈れないとき、または早すぎるときは、贈る相手へ事前に連絡しておくとよいでしょう。ふるさと納税の返礼品は配送日の指定ができないことがほとんどなので、自治体から到着日を知らせるメールがきたら、お中元を贈る相手にも連絡しておくと確実に受け取りやすくなり安心です。

賞味期限の長いものを選ぶ

ふるさと納税の返礼品は到着日がわからないことから、賞味期限の長いものを選ぶようにします。また、冷凍便で賞味期限が長いものでも冷凍庫のスペースを取るため、贈り主へ事前に連絡してください。

なお、贈る相手が単身の方だと小さな冷凍庫しかない場合があるので、常温便の商品を選ぶほうがよいかもしれません。

「ご褒美グルメ」や「ちょっとしたギフト」としての利用がオススメ

ふるさと納税を利用するなら、お中元時期に自分へのご褒美グルメとして利用してみてはどうでしょうか。または両親や友人など、親しい間柄の方には気を遣わなくて済むので、日頃のお礼としてふるさと納税の返礼品を贈ると喜んでくれる場合があります。

どちらの場合でも、ふるさと納税のグルメ商品がおすすめです。ふるさと納税の返礼品は、その地域の民芸品・グルメ・イベント参加など多岐にわたりますが、とくにグルメは地方をアピールする商品を扱っていることが多いため、もらって嬉しい品物が多くあります。

また、ふるさと納税で寄付する自治体は自由に選べて、遠方のグルメを調達する手間やコストが削減できるメリットがあります。地域によってもおすすめグルメは異なりますが、肉・魚介類・スイーツなどが人気です。

ブランド牛肉

米沢牛や飛騨牛など、その地域のブランド牛は返礼品として人気です。その地域に住んでいる人でなければ食べる機会が少ないので、お中元の品物として向いています。

海鮮類

魚・カニ・水産加工品・うなぎなどの魚介類も、返礼品として人気があります。カニにも「柴山ガニ」などその地域でしか食べられない品種があるため、お中元の品物として選びやすいでしょう。

お米

「あきたこまち」など地域特産のお米も、お中元でもらって嬉しい贈り物です。とくに食べ盛りの子どもがいる家庭では、お米はたくさんあっても困りません。

スイーツ

スイーツは、特産のフルーツを使ったアイスクリーム、都市であればオシャレなスイーツを扱っていることがあります。お菓子はお中元の品物としても定番で、有名ショップのスイーツを自分へのご褒美として選ぶ方法もおすすめです。

地方は素材の良さで勝負するところが多いようで、一方で都会はデザイン性や知名度の高さなどの特徴があります。それぞれの特徴を比較して贈り物を選ぶとよいでしょう。