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お中元には基本的なルールがいくつかあります。ですが、初めてお中元を贈る場合は、どのようなマナーがあるのかわからず贈り方で迷うのではないでしょうか。

これからお中元を贈る予定なら、基本的なルールを確認して相手に失礼のないようにしましょう。最低限覚えておきたい5つのポイントを紹介します。

難しく考えないで、相手へ感謝の気持ちが伝わるよう、マナーをチェックしてみてください。

お中元の基本ルール1「お中元を贈る意味」

「お中元」という名前を聞いたことがあっても、その由来までしらない方も多いのではないでしょうか。もともとお中元は、中国の風習が日本に伝わったものでした。

中国では、7月15日を「中元」と呼び、先祖を供養する日とする風習があります。その風習が日本に伝わり仏教の風習と混ざりあい、お世話になった人へ贈り物をする日となりました。

また、お中元と似た風習に、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」があります。お中元は上半期・お歳暮は1年でお世話になった人へ感謝の気持ちを伝える意味がありますが、暑中見舞いや残暑見舞いは、夏の暑さで体調を崩していないか、相手の健康を気遣う意味があるものです。

どの習慣にも共通しているのは、贈答品を贈ることです。暑中見舞いや残暑見舞いは挨拶状を贈るイメージがありますが、お中元を贈りそびれてしまった方へ品物を贈ることもできます。

そのため暑中見舞いを贈る時期は、7月中旬~立秋までが一般的です。また、残暑見舞いは立秋~9月初旬ごろまでに贈ることが多いでしょう。

暑中見舞いや残暑見舞いは贈る時期に明確なマナーはありませんが、お中元を贈る時期が過ぎてしまったら、早めに贈るようにしたいものです。

お中元の基本ルール2「お中元を贈る相手」

お中元は「日頃の感謝の気持ちを伝える」意味があるため、お世話になった方へ贈るのが一般的です。誰に贈らなければならない、というルールはありませんが、目上の方や普段会えない方へ挨拶代わりとして贈る場合が多いでしょう。

お中元の贈り先として多いのは、両親・親戚・上司・仲人・友人や知人・恩師・お稽古の先生などです。ビジネスでは取引先へお中元を贈ることが多いです。

ただし、最近はお中元を禁止する会社が増えているため、注意しなければいけません。そのような相手にお中元を贈ると、相手はお中元を断らなければならず、かえって迷惑になる恐れがあります。

また、お中元を贈ってはいけないのが、公務員です。政治家・公立の先生・役所の職員は公務員のため、法律で利害関係のある人からの贈り物は禁止されており、そういう意味がない場合でも賄賂として捉えられるかもしれません。

一方でお中元を贈ると喜んでもらいやすいのは、両親・親戚・友人や知人です。親しい間柄であれば相手の気持ちが理解しやすく、贈ってよいか迷う心配がありません。

お中元は感謝の気持ちを伝える贈り物なので、親しい間柄で普段は感謝を伝えることが少ない場合に、改めてお中元という機会を設けるとよいでしょう。ただし、お中元は一度贈ると毎年贈るものなので、来年も贈れるのか考えながら贈る相手を決めるようにしてください。

お中元の基本ルール3「お中元の相場と定番ギフト」

相場

お中元の相場は、3,000円~5,000円です。とくにお世話になった方へは、10,000円を上限にお中元を贈るとよいでしょう。

感謝の気持ちを伝えるお中元は、感謝の度合いや付き合いの関係性に合わせて金額を変えたいと考えるかもしれません。しかし、あまりにも高価な贈り物は相手に気を遣わせる恐れがあるため、値段が高ければよいというわけではありません。

また、お中元は一度贈ると毎年贈ることから、来年も続けやすい価格の贈り物を選ぶことが大切です。ある年は高価なものを贈ったのに、翌年に低価格のものを贈ると失礼にあたるため、続けやすい価格で考えてください。

おすすめのギフト

お中元では、贈る品物にも注意が必要です。夏の暑い時期に喜ばれる、そうめん・ビール・ゼリー・清涼飲料水などは夏ギフトとしての人気商品であり定番です。

子どもがいる家庭へはお菓子やジュースなど子ども向け食品を選び、一人暮らしの相手なら量が多すぎないよう調節するのもよいでしょう。仕事などで忙しくすぐに食べられそうにない方へは、日持ちするものがおすすめです。

お中元の品物には、刃物・履物・ハンカチなど適していないものがあります。履物は「踏みつける」、刃物やハンカチは「縁が切れる」意味を連想させるため、選ばないように気をつけてください。

お中元の基本ルール4「お中元を贈る時期」

お中元の起源では、7月15日が「中元」です。そのため、お中元を贈る時期も7月15日からと考えてしまいますが、地域により贈る時期に違いがあるので注意しましょう。

たとえば、関東など東日本では7月上旬~7月15日まで、西日本では8月初旬~8月15日までに贈ることが多いです。このように地域ごとのルールが異なっているため、贈る相手に合わせてお中元を贈る時期を調節してください。

ただし、最近ではお中元を贈る時期が早まる傾向があります。6月下旬からお中元を贈るケースが増えているため、相手によっては早くても問題はないかもしれません。

親しい方へのお中元なら、贈る時期はあまり気にしなくても大丈夫かもしれませんが、目上の方へは注意するようにしてください。また、お中元を贈る時期が過ぎてしまったら、暑中見舞いや残暑見舞いとして贈り物をしましょう。

目上の方へはのし紙の表書きを「暑中御伺い」や「残暑御伺い」とします。喪中でもお中元を贈って構いませんが、のし紙は使用せず無地の掛け紙か短冊を用いるという注意点があります。

お中元の基本ルール5「お中元のお礼状とお返し」

お中元は目下から目上への贈り物のため、お中元をいただいた際にお返しをしなくても失礼にあたりません。ただし、お礼状だけは最低限のマナーとして送りたいものです。

お礼状はお中元が届いてから、3日以内に出すのが基本です。送るのが遅れてしまうと、無事にお中元が届いたのか、品物は気に入ってもらえたかなど、相手に不安を抱かせてしまいます。

長期不在などを理由にお礼状が遅れた場合は、その旨も記載しお詫びの言葉も添えるとよいでしょう。また、メールや電話で取り急ぎ連絡をしてから、改めてお礼状を送る方法もあります。

お礼状は、封書で送る方法が最も丁寧なやり方ですが、はがきでも構いません。奥様がご主人の代わりに代筆するときは、ご主人の名前の横に「内」と書いてください。

書く内容には、お中元の感謝の言葉や感想を含めるとよいです。「家族で美味しくいただきました」などの感想を添えると、相手に感謝の気持ちが伝わりやすくなります。

お中元のお返しは基本的に不要ですが、取引先からのお中元はこれからも良好な関係性を築くよう、お返しするのがマナーです。また、最近ではお中元を贈る機会が減っていることから、相手に喜んでもらえる品物をお返しする人も増えており、その場合は同等の金額を選ぶようにしてください。

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