お年賀という名前を聞いたことがあっても、その意味まで深く理解している人は少ないかもしれません。年始の挨拶としてお年賀を贈るなら、お年賀とは何なのか、どのようなマナーがあるのか詳しく確認しておくと安心です。

お年賀の由来や贈る意味を紹介しますので、お年賀を準備する前にぜひ確認してみてください。また贈る時期や渡し方のマナーも紹介しますので、あわせて参考にしてみましょう。

お年賀とは「新年の挨拶」として持参する手土産

年末年始の贈り物として、お歳暮とお年賀があります。どちらもお世話になった方へ贈ることが多いのですが、両方贈るべきか迷うことがあるため、それぞれの由来や意味を確認しておきましょう。

お歳暮の由来や意味

お歳暮は、日本古来の「御霊祭」が起源です。年の暮れになると新しい神様を迎えて祀る習慣があり、そのお供え物を親戚や近所の方へ配りました。

次第に、分家から本家へ、また嫁いだ娘が実家へ贈り物をするようになり、その後1年お世話になったお礼としてお世話になった方へ贈り物をするようになりました。このように、お歳暮には「1年ありがとうございました」という感謝の気持ちが込められて贈り物がされています。

お歳暮を贈る時期は、11月末~12月下旬までです。1年の感謝の気持ちを伝えたいなら、お歳暮として贈り物をするといいでしょう。

お年賀の由来や意味

お年賀は、新しい年の「歳神様」をお迎えして祀る習慣が由来です。お正月の挨拶回りで歳神様のお供え物を持参したのがお年賀の起源といわれています。

その習慣が変化していき、年始挨拶の訪問先への手土産という形に変わっていきました。現在では、子どもへは「お年玉」が贈られるようになり、大人へは「お年賀」を贈ります。

お歳暮は1年お世話になったお礼の意味があるのに対し、お年賀は「旧年中はお世話になりました」という感謝の気持ちと、「今年もよろしくお願いします」という挨拶の意味があります。

両方贈るべきなのか

お歳暮は1年の感謝を伝える意味があるもので、お年賀は今年もよろしくという挨拶の意味があります。どちらも贈る時期が近いのですが、意味が異なることから、より感謝の気持ちを伝えるなら両方を贈るとよいでしょう。

両方を贈ることで、1年の締めくくりのお礼と、1年の初めの挨拶ができます。これからもお付き合いが続く方へは、良好な関係を築くために両方を贈るのがおすすめです。

ただし、両方を贈ると先方が恐縮してしまう恐れもあります。そのような場合では、お年賀は菓子折り程度のギフトにとどめておくと受け取ってもらいやすくなります。

両方を贈るつもりでお歳暮を贈り忘れてしまったときは、お酒や季節の食品などでお年賀の値段を上げるなどバランスを考えてみてください。

南信州 戸田屋 『柿寿楽』 1箱 8個入りの画像

南信州 戸田屋 『柿寿楽』 1箱 8個入り
価格4,000円(税込)

南信州の特産品『市田柿』に自家製の栗きんとんを詰めたお茶うけにぴったりのお菓子です。贈り物としても喜ばれます。

お年賀を贈る「時期」

お年賀はお正月の挨拶回りでの贈り物のため、贈る時期にマナーがあります。贈る時期が遅れてしまったときは、別の名目での贈り物に変えてください。

お年賀の基本は三が日

お年賀は年始挨拶の贈り物のため、三が日までに訪問するのが基本です。三が日は1月1日~1月3日までを指していますが、元日は相手が家族と過ごすことが多いため避けるようにしてください。

お年賀は松の内まで

お互いに三が日の都合がつかないときは、松の内までにお年賀を贈ります。松の内は、1月1日~1月7日までのことです。

ただし、地域によっては1月15日までを松の内とすることがあるため、事前に確認してください。

松の内に贈れないとき

年始回りとしてお年賀を贈ろうと思っていて松の内が過ぎてしまったら、寒中見舞いとして贈り物をします。寒中見舞いを贈る時期は1月8日から立春までで、立春は毎年日にちが変わるため確認してください。

なお、お年賀を年末に贈ることはなく、松の内が過ぎてからお年賀を贈ることもありません。

京都いづうの鯖姿寿司の画像

京都・祇園新地『いづう』の鯖姿寿司
価格4,968円(税込)

京都を代表する京寿司専門店『いづう』の名物『鯖姿寿司』です。お世話になった方に、京都の味を贈ってみてはいかがでしょうか?

お年賀の基本マナーは「のし」と「手渡し」

お年賀は「今年もよろしくお願いします」という挨拶の意味がある贈り物のため、贈り方にマナーがあります。相手に対して失礼にならないよう、贈り方の基本マナーを確認しておいてください。

手渡しが基本

お年賀は手土産として持参するもので、手渡しが基本マナーです。ただし、遠方で持参できないときは配送しても構いません。

お店やネットショップで購入するときは、お店から贈り先に直接発送する方法は、できるだけ避けるようにします。直接持参するのが本来のマナーのため、お店から一度自宅に持ち帰るかお店から自宅に発送してもらってから、あらためて先方に発送し直すと本来の意味に近づけることができるでしょう。

直送するほうが手間はかかりませんが、ひと手間かけることで相手への感謝の気持ちが届きやすくなります。

のし紙のマナー

お年賀はお祝い事であるため、のし紙は「紅白蝶結び(花結び)」を選びます。水引は赤と金色で印刷されている「紅白」5本または7本で、何度も繰り返す意味がありお祝い事に使われる「蝶結び」です。

水引中央上に表書きとして「御年賀」もしくは「お年賀」と書き、水引中央下には表書きよりやや小さく贈り主の名前をフルネームで書いてください。

また、表書きは黒い墨を用いた毛筆で書くのが基本のマナーです。最近では筆ペンを用いることも増えたため筆ペンでも大丈夫ですが、ボールペンで書くのは避けます。

青森県尻屋産 キタムラサキウニ 塩うに(粒うに)2瓶 (1瓶あたり約60g)※冷凍の画像

青森県尻屋産 キタムラサキウニ 塩うに(粒うに)2瓶 
価格3,600円(税込)

新鮮なキタムラサキウニを余計な添加物は使用せず塩のみで仕上げた逸品です。お酒を召し上がる方への贈答品にぴったりです。

『大和百目の枯露柿(ころがき)』 山梨県産干し柿 6玉の画像

手塚貴光作『大和百目の枯露柿(ころがき)』 山梨県産干し柿 6玉
価格3,500円(税込)

生柿を1/4の重量まで乾燥させることで、余計な水分をとばし、糖の密度を4倍にまで高めた干し柿です。年末年始のご挨拶品としてもおすすめです。

お年賀の「相場」や「贈る品物」

お年賀は1年の挨拶の意味がある贈り物のため、相手に気を遣わせず喜んでもらえる品物を選びましょう。相場に合わせておすすめの品物を選んでみてください。

お年賀の相場

お年賀の相場は、1,000円~3,000円です。相手に気を遣わせないよう高くても5,000円を上限に考えるとよいでしょう。

おすすめは消耗品

お年賀の品物は、お菓子・お酒・洗剤・コーヒーなどの消耗品が人気です。同じ消耗品でも相手に合わせて選ぶと良く、親戚や両親へはお菓子やお酒などの食べ物を選ぶ人が多いようで、会社の取引先はお菓子やコーヒーなど皆で分けられるものやタオルが人気です。

どのような消耗品がよいか迷ったら、家族構成や相手の好みに合わせましょう。家族がいるなら子どもでも食べられるもの、甘いものが好きな方に人気の焼き菓子、夫婦2人なら少量で食べきれるものがおすすめです。

日持ちするもの

年始は何かと忙しい場合があるため、家庭に合わせて日持ちのする食品を選んでください。ただし、直接訪問してその場でごちそうになれるケーキを持参するときは、日持ちを気にする必要はありません。

縁起のよい干支にちなんだもの

干支にちなんだお菓子を選ぶと、縁起のよい贈り物になります。和菓子などは鶴や亀などのイラストや形を採用しているものがあるため、選んでみてください。

美濃吉本店 竹茂楼 「うなぎ姿ずし」の画像

美濃吉本店 竹茂楼 「うなぎ姿ずし」
価格4,600円(税込)

京都を代表する料亭「美濃吉本店 竹茂楼」のお土産として絶大な人気を誇るうなぎの押し寿司です。贈り物としても喜ばれる逸品です。

喪中の時は「寒中見舞い」として贈ろう

自分が喪中の場合や先方が喪中のときは、お年賀を贈ることはしません。贈り物をしたいときは、自分が喪中なのか先方が喪中なのかによって対応が変わるため、事前に確認しておきましょう。

自分が喪中の場合

自分が喪中の場合では、事前にお断りを入れてから、寒中見舞いとして贈り物をします。お正月はお祝い事となるため、松の内が過ぎてから立春までに表書きを「寒中御見舞」に変えて贈ってください。

また、自分が喪中の場合は、年始の挨拶を欠礼しても相手に失礼にはなりません。この場合も、事前に事情を先方に説明しておきましょう。

先方が喪中の場合

先方が喪中の場合も、松の内の挨拶は避けて、松の内が過ぎてから寒中見舞いの贈り物をします。相手が喪中の場合は事前に喪中はがきが届いているはずなので確認してください。

寒中見舞いとして贈り物をするときは、訪問日を相談しておきます。または、1月7日までの松の内が過ぎてから、立春の2月3日か4日まで表書きを「寒中御見舞」として宅配便で送る場合も、事前の連絡がおすすめです。

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