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贈り物としてのハンカチは、お手頃価格で気を遣わせる心配がなく、趣味にもあまり左右されません。そのため、母の日のプレゼントに選びたいときがあるでしょう。しかし、母の日にハンカチを贈ってはダメだと聞いて、何を選んでよいか悩んでいる人もいるかもしれません。

この記事では、母の日にハンカチがだめだと言われる理由を紹介しています。絶対に贈ってはいけないわけではありませんが、贈るときには注意点があるため、事前にチェックしてください。

ハンカチ以外にも母の日に贈るとタブーとされるアイテムも紹介しますので、母の日のプレゼント選びに役立ててみてください。

ハンカチを贈るのがNGとされるのは「別れのイメージから」

母の日にハンカチをプレゼントするとだめな理由を紹介します。最近はあまり気にしない方が増えていますが、古くからの風習や縁起を気にする方へ贈るときは注意が必要です。

別れの意味がある

ハンカチを漢字で書くと「手巾(てぎれ)」となり、「手切れ」のイメージがあります。人によっては「縁を切りたい」ととらえる場合があるため、注意してください。

わざわざ手を切りたい人に嫌味でハンカチを贈る人は少ないとは思いますが、悪い意味があることは覚えておきましょう。「手切れ」は単なる語呂合わせなので、気にしないことがわかっているお母さんになら、ハンカチを贈っても問題ありません。

亡くなった人のイメージがある

亡くなった人の顔に白いハンカチをかけることから、白いハンカチは「死」を連想させるとして縁起が悪い贈り物だと考える場合があります。母の日の贈り物にハンカチを贈るときは、白いレースのハンカチを選びたくなることがありますが、感謝の気持ちを込めた贈り物でも、白はタブーであることを覚えておいてください。

送別のイメージがある

「手切れ」の意味や、ハンカチは涙を拭くものであることから、ハンカチは送別に贈ることがあります。会社の人に送別でハンカチを贈るのは問題ありませんが、母の日に贈るとネガティブな意味にとらえられるかもしれません。

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母の日にハンカチを贈りたいときの「選び方」

ハンカチの意味を理解したうえで母の日に贈るなら、次に紹介する選び方のポイントを参考にしてみてください。手頃な価格で日常に便利なアイテムですが、母の日の贈り物なので高級感や特別感を演出してみましょう。

名前やイニシャルを入れる

特別感のあるハンカチとして贈りたいときは、名前やイニシャルを刺繍で入れてもらえる商品を選びましょう。名入れは日数がかかることが多いので、早めに注文するようにしてください。

柄や色の選び方

お母さんが好きなブランドや色を事前にリサーチして、好みのハンカチを選ぶようにします。ハンカチのデザインといっても、エレガント・かわいい・シンプルなど種類が豊富なので、お母さんのファッションの好みに合わせてみてください。

ハンカチの柄は、例えば和柄・北欧柄・花柄・チェック・水玉模様などがあります。日本の伝統柄が好きなら和柄、上品な服装が多いなら花柄、かわいい印象が好きなら北欧柄、幅広い使い方をしたいならバッグにもつけられるチェックや水玉模様がおすすめです。

素材に注意

毎日たくさん手を洗う機会が多いお母さんへは、吸水性に優れた綿100%のものやタオルハンカチがおすすめです。ファッション小物として使うことを想定する場合は、レース・リボン・パールがついたハンカチもいいでしょう。

フォーマルな席で使えるハンカチを贈るなら、シルク素材がおすすめです。無地のものや柄が控えめのシルクハンカチなら、結婚式や入学式の出席を控えているお母さんに喜んでもらえます。

ギフト商品もおすすめ

ハンカチは安価で予算が少ないときに役立ちますが、少し寂しい印象があるときは、ハンカチと化粧品・お花がセットになったギフト商品がおすすめです。ブランドハンカチなら数枚がセットになった商品も売られています。

ハンカチ以外にも気をつけたい「縁起の悪いアイテム」

贈り物ではハンカチ以外にも縁起の悪いものがあります。次に紹介するアイテムを母の日に贈る場合は、マナーに注意してください。

刃物

毎日料理を頑張っているお母さんに包丁を贈りたいことがありますが、包丁のような刃物は「縁を切る」意味があるため注意してください。最近では「未来を切り拓く」といった意味を込めて包丁を贈るケースもあります。

櫛は「苦」と「死」を連想させるため縁起が悪い贈り物だとされおりタブーです。ただし、「揉め事を解きほぐす」というよい意味もあるので、お母さんがヘアケアにこだわっているときは櫛を贈る場合もあります。

お茶

お茶は香典返しのイメージから、「死」を連想させます。ただし、慶事のお祝い事でもお茶が贈られることから、お母さんがこだわらないなら問題ありません。

弔事をイメージさせない華やかなパッケージのお茶を選んで、お茶好きのお母さんに贈るケースもあります。

エプロン

母の日の贈り物としてエプロンは定番ですが、「もっと働きなさい」という意味にとらえる人がいます。エプロンを欲しがっているなら贈っても大丈夫ですが、お母さんに誤解を与えないようメッセージを添えてみましょう。

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母の日のプレゼント選びは「相場」や「お母さんの好み」を大切に

母の日のプレゼント選びでは、相場・好み・年齢などをチェックしましょう。贈る相手に合わせて、次に紹介する点に注意して選んでみてください。

相場に合わせる

母の日のプレゼントは、高価なものを贈るとお母さんが気を遣ってしまうかもしれないので、相場にあった金額がおすすめです。一般的な母の日の相場は3,000円~5,000円程度ですが、初めてのお給料で贈る母の日のプレゼントは10,000円程度の予算で選ぶ場合があります。

好みにあったもの

お母さんの趣味は何か、食べ物の好みはどんなものか調べておくと、お母さんに喜んでもらえる贈り物ができます。直接お母さんに聞いておくか、日常生活でさりげなくリサーチしておき、お母さんを驚かせるのもよいでしょう。

好みがわからないときは、家族みんなで楽しめるものがおすすめです。外で楽しめるお肉や、一緒にお茶を楽しめるスイーツを贈ると、お母さんと会話ができて素敵な思い出になります。

注意が必要なのはアロマなどの香りアイテムで、好きだとわかっている以外は避けたほうがよいかもしれません。洋服やファッショングッズも好みがわからないと、贈っても使ってもらえない場合があります。

年齢を考慮する

高齢のお母さんに食品を贈るときは、健康面に注意してください。糖尿病や高血圧などの持病をかかえているお母さんへは、低糖質や塩分控えめの食品がおすすめです。