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もしかしたら、母の日にドライフラワーを贈ると失礼だという話を聞いたことがあるかもしれません。そのような場合では、相手に失礼となるような贈り物を選びたいとは思わないでしょう。

この記事では、ドライフラワーを母の日に贈ることは失礼なのか、詳しい事情を紹介します。失礼にあたらない場合もありますが、贈るときの注意点もあるため、贈り物の選び方もチェックしておいてください。

ドライフラワーとは?プリザーブドフラワーとの違いは?

まずは、ドライフラワーとはどんな花なのか、具体的に見ていきましょう。似たような花にプリザーブドフラワーがあるため、それぞれの違いも解説します。

ドライフラワーとは?

ドライフラワーとは、生花をそのままの形で乾燥させた花のことです。乾燥させる部位は、花びら・茎・葉・果実などで、最初は色鮮やかですが時間が経つごとに色あせていき、その経年変化も楽しむことができます。

プリザーブドフラワーとの違い

プリザーブドフラワーは、花を乾燥させ脱色してから色をつけた花のことです。英語では「preserved」で、「保存された」という意味があります。

それぞれの違いは、経年での色の変化です。ドライフラワーは経年で茶色に色あせてくる変化を楽しむ花ですが、プリザーブドフラワーは1~3年は花色が保たれやすいのが特徴です。

また、作りやすさや保存方法にも違いがあります。生花を麻ひもで縛り日陰に吊るすと簡単にドライフラワーは作れますが、プリザーブドフラワーは特殊な液体に浸す工程があるため、作るのに手間がかかります。

ドライフラワーは保存が難しく寿命は3か月ほどで、落ちガラの掃除が必要です。プリザーブドフラワーも水分や直射日光を避ける必要はありますが、生花と間違うほど色鮮やかでやわらかな状態が数年続くのが特徴です。

ドライフラワーを選ぶメリット

お母さんが好きな花を数か月楽しんでもらいたいなら、贈り物にドライフラワーを選びましょう。特別な材料は不要なため、誰でも簡単に作ることができます。

手作りのドライフラワーなら花を買う費用だけで済むため、予算が少ない方におすすめです。また市販されているドライフラワーは、プリザーブドフラワーに比べて安価なのも魅力です。

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ドライフラワーが失礼と言われている理由は?

続いて、母の日にドライフラワーを贈ると失礼にあたるのか解説していきます。日本では風水や縁起の良し悪しを気にされる方もいるため、次に紹介する点に注意してください。

風水的にNG

お母さんが風水を気にする場合は、風水的に縁起が悪いドライフラワーを贈るのは避けましょう。風水でドライフラワーは「死んだ花」、「悪い運気を呼ぶもの」とされており注意が必要です。

とくに年配の方は、古くからの風習や風水を気にされる方が多いため、ドライフラワーを贈ってよいのかよく考えてみてください。お母さんが普段から風水をインテリアに取り入れているなら、ドライフラワーの意味も理解している場合があります。

ただし、風水で縁起の悪いドライフラワーでも、赤いものと一緒に飾ると運気ダウンを防ぐことができます。トイレや玄関のように気の出入り口となる部分を避けて飾れば問題ないことを伝えておき、赤いものと一緒に贈るとよいかもしれません。

ドライフラワーが好きな方ならOK

生花は毎日水を変えなければならず、長持ちさせることはできません。お母さんが毎日忙しいなら、生花を贈るとすぐに枯らしてしまい悲しい思いをさせてしまうことがあります。

その点、ドライフラワーなら水やりや植え替えの手間がありません。お手入れが簡単で、薬品を使っておらず土にかえる自然さを好むお母さんに贈れば、ドライフラワーは喜んでもらえるでしょう。

欧米では縁起がよい

ドライフラワーは、欧米では縁起がよいものとされているため、母の日に贈っても失礼だとは言い切れません。欧米ではドライフラワーを「永遠の愛」「ご先祖様への感謝」という意味で使われており、永遠に咲き続けることからプラスのイメージがあります。

母の日にドライフラワーを贈るときの「マナー」 と「注意点」

母の日にドライフラワーを贈るなら、次に紹介する注意点を確認しましょう。風水にこだわっていないか、縁起を気にしていないかは、最低限のマナーとして確認するようにしてください。

風水や縁起を気にする方に贈らない

お母さんが風水や縁起を気にするとわかっているなら、ドライフラワーではなく生花がおすすめです。風水では気の流れを重視しており、感謝を伝える母の日に運気ダウンになるドライフラワーを贈ると、相手に失礼にあたります。

インテリアになるものがおすすめ

欧米でドライフラワーを贈るときは、ドアや壁に飾ることができるリースを選ぶことがあります。ドライフラワーは色あせた感じがアンティーク風になり、ヴィンテージやレトロな小物が好きな方に贈ると喜んでもらえます。

お母さんの好みを理解した上でドライフラワーを贈るときは、赤い実やリボンなどがついたリースを選んでみてください。廊下・階段のように気が通る場所に飾ると、運気アップになると伝えてみましょう。

親しくない人には贈らない

義母であまり親しくないときや、新しい家族になって間もないときは、無理にドライフラワーを選ばないほうが無難です。相手が風水や縁起を気にするのか、生花とどちらが好きなのか、お手入れが好きなのかわからないときは、生花がおすすめです。

メッセージカードを添える

お母さんが風水や縁起を気にしているのかわからないときは、誤解を与えないようメッセージカードを添えるとよいでしょう。相手のことを思って選んだプレゼントだとわかれば、お母さんは悪い気持ちにはなりません。

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母の日に喜ばれる「ドライフラワーの選び方」

お母さんにドライフラワーを贈るときは、花言葉・相場・色などのポイントで選びましょう。好きな花がわからないときは、次に紹介する選び方を参考にしてみてください。

花言葉で選ぶ

ドライフラワーは海外で「感謝」、「終わりのない愛情」という意味で贈られています。花の種類を選ぶなら、生花とドライフラワーの花言葉は同じなので、意味を比較してみてください。

予算別で選ぶ

ドライフラワーの予算は、3,000円~10,000円程度です。予算が少ないときは、ドライフラワーの花束を選ぶとよいでしょう。

10,000円ほどの予算があるときは、リースやスワッグを選ぶことができます。リースは木の実がついたものも売られているので、豪華な印象があり母の日の贈り物におすすめです。

色で選ぶ

ドライフラワーの花の種類で迷ったら、お母さんが好きな色をテーマカラーにしてみましょう。好みの色がわからなければ、お母さんが身に着けているファッション小物やインテリアの系統から判断してみてください。