上司や義実家、親戚や友人など、お中元の贈り先がたくさん浮かんでしまうこともあるでしょう。しかし、毎年贈るとなれば手間もお金もかかります。

そうは言ってもお世話になった人には贈りたいものですね。お中元はどこまで贈ればよいのか、迷ってしまうものです。

お中元は誰に贈るものか、贈る基準についてお伝えします。そもそもお中元とは何か、また一度だけ贈りたい場合のマナーやお返しのマナーについても紹介しますので、参考にしてみてください。

お中元は日頃の感謝を込めた「夏のご挨拶」

お中元とは、日頃からお世話になっている人への贈り物です。7月~8月の時期に、自宅に訪問したり、配送したりして夏のご挨拶とともに感謝の気持ちを伝えます。

感謝の気持ちを込めた贈り物としてはお歳暮も同じです。お中元との違いの一つはその由来です。

お歳暮は日本古来の伝統が由来とされていますが、お中元は中国から伝わったものと言われています。また、1年間の感謝の気持ちを伝えるのがお歳暮、お中元は半年分の感謝の気持ちを込めた贈り物です。

お中元には何を贈る?

お中元の定番と言えば、ビールや調味料、コーヒーやジュースの詰め合わせなどがあります。定番ギフトなら無難ですが、相手の好みやライフスタイルに合わせたものを贈るのがおすすめです。

お中元は義理や形式だからと贈るのではなく、感謝の気持ちを伝えることが大切です。相手に喜ばれる贈り物をすることで、その気持ちがより伝わりやすいでしょう。

贈り物は、家族構成などを踏まえたギフト選びも大切です。夫婦だけなのか、子どもがいるのかなどによって、内容量も考慮して贈る必要があります。

年代に関係なく喜ばれるハムや夏を感じさせるそうめん、少し高級な贈り物にしたいなら、和牛すき焼きセットや海鮮の詰め合わせなども人気があります。あまり高価なものを贈ると相手の負担になってしまうこともあるので、適切な金額を考慮して選んでください。

お中元を贈る基準は「日頃の感謝を伝えたい相手」

お中元を贈る対象は、職場の上司や取引先、実家や義実家、親戚、習い事の先生など、日頃感謝を伝えたい相手です。関係性によっては同僚や友人に贈る人もいます。

実家や義実家へのお中元は、必ずしも贈るのがマナーというわけではありません。地域によって贈る習慣があるケースもあれば、「気を遣わせたくない」という理由で、お中元を贈らなくてよいとしている家族もあります。

実家や義実家へのお中元に迷ったら、負担にならない程度の贈り物をするのもよいでしょう。日頃の感謝の気持ちを伝えたいから、ということであれば、喜んで受け取ってくれるものです。

親戚へのお中元はどこまで?

親戚が多くいる場合もあり、どこまで贈ればよいのか悩んでしまうこともあるかも知れません。贈る基準は普段からお付き合いがあり、お世話になっている人と考えて判断することです。

普段はあまりお付き合いをしていないけれど、贈ることが習慣になっている場合もあります。両親などに確認をしておくと間違いないでしょう。

お中元を企業に贈る際には確認を

現在では「虚礼廃止」と言って、お中元やお歳暮などのやり取りを禁止している企業があります。知らずに贈ってしまうと相手の迷惑になってしまうので、取引先に贈る際には、確認をしてから贈った方が安心です。

また、社内でもお中元のやり取りが習慣になっているケースと、そうでないケースがあります。上司に贈るかどうか迷った場合は、同僚や先輩に確認をしてから贈るようにしましょう。

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お中元は「毎年贈ることを前提に」範囲を決める

お中元は毎年継続して贈るのがマナーです。一度だけ、もしくは贈ったり贈らなかったりするのでは失礼にあたるので、毎年贈るようにしましょう。

突然贈るのをやめてしまったり、贈らない年があったりすると、「何かあったのかも?」などと心配させてしまうこともあります。相手に心配をかけさせないためにも、贈ると決めたら毎年贈ることが大切です。

お中元を贈ったらお歳暮も贈る?

お中元とお歳暮は必ずしもセットで贈るものとは決まってはいません。

関係性によっては両方を贈りたい場合もあるかと思いますが、経済的なことや手間を考えると、どちらか一方にしたい場合もあるでしょう。お中元やお歳暮の相場は3,000円~5,000円程度です。

毎年継続して贈るとなれば、数多くの人に贈るのは負担となることもあります。どちらか一方にしたい場合は、お歳暮を贈るようにしましょう。

お中元は半年間の感謝の気持ちを伝えるもので、お歳暮は1年間の感謝を伝えると同時に、来年へのご挨拶もできます。

お中元の金額は無理のない範囲で

贈り物の金額は、無理のない範囲でかまいません。最初の年は高額なものだったのに翌年に金額が下がってしまうなど、年によって価格差があるものを贈るのは失礼にあたります。

高額すぎる贈り物をしても、相手の負担になることもあります。相手に気を遣わせないためにも、自分が無理をしないためにも、可能な範囲のギフト選びも必要です。

1度だけ贈りたい場合には、「御礼」として贈ろう

お中元は継続して贈るのがマナーですが、中にはお世話になったので一度だけ贈りたいという場合もあるでしょう。その際は表書きを「御礼」や「感謝」、もしくは「無地のし」で贈ります。

お中元として贈るのではなく、「お礼」として贈り物を渡します。そうすれば、継続して贈らなくても失礼にあたりません。

また、その方が相手もお返しなどを気にしなくてすみます。お中元は相手に気を遣わせない贈り方をするのも大切なマナーです。

お中元のお返しは必要?

お中元は本来、目下の人が目上の人に贈るものです。贈られた方は、必ずしもお返しをする必要はありません。

しかし、目上の人や同僚、友人などからお中元をいただいた場合は、お返しをした方がよい場合もあります。贈るタイミングは早すぎると失礼にあたるので、1週間程度過ぎてから贈りましょう。

お中元のお返しのマナー

お返しがお中元の時期を過ぎた場合、のしの表書きは「暑中御見舞」、立秋を過ぎた場合は「残暑御見舞」とします。目上の相手には「暑中御伺い」「残暑御伺い」とするのがマナーです。

お返しの金額はいただいた品物の半額程度、もしくはそれ以下を目安にします。同僚や友人であれば同額程度でも失礼にあたりません。

しかしそれ以外の場合、いただいたものより高額なものは贈らないのがマナーです。より高額な品物を贈ると「次回からお中元は贈らなくてけっこうです」という意味になってしまうので注意しましょう。